2015.09.02 クリーニング店





「ラララぁ~ララぁ~」

がっつり鼻歌を歌いながら服を仕分けしていく姿が
大好きだったクリーニング屋さんが突然閉店していた。

大好きだったおばさま、お元気かしら。




仕方がないので、向かいの大型クリーニングチェーン店に
鞍替えする事となった。


「・・・いらっしゃいませ」


元気はないし、声も小さい。
おまけにやる気はないし、マニュアル通りの言葉しか発しない。

相当なベテランで「仕事にあきちゃってまぁ~す」

って感じをバンバン出してくる40代のお姉さん店員。


以前のクリーニング店ママとは大違いだ!


『金輪際(こんりんざい)こんな店利用してやるもんか!』


と、思っていたけど。
服を沢山抱えて遠くのクリーニング屋に行くのは一苦労

何度も何度もクリーニング屋さんに行きたい気持ちはあったのに
あの苦い対応が頭をよぎって、とても足が向かなかった。



クリーニングに出したかった時期を時期をゆうにすぎ
意を決して、腹をくくって!

仕方なく、あの「仕事にあきちゃってまぁ~す」姉さんの待つ
店に行ってみた。

自分の顔がこわばっているのがよくわかる。



すると、店の扉を開けると
とても人懐っこい笑顔の、メガネのおばさまが元気よく
「いらっしゃいませぇ~~」

と、言ってくれた!

『ラッキィ!!』


楽しく会話をしながら、サクサク服を仕分けるおばさん。

「あ!もう一つ服を持ってくるのを忘れました!取りに帰ります!」

と、いう私を快く送り出してくれた。

急いでまた大量の服をかついで店に着くと


「こんなに量があるんじゃお金がとてもかかるわ!
私も何だか忍びないし、このクーポン差し上げるから
あと5日後にもう一度来てっ!」



すごくありがたい対応をしてくれたけど、
両方にずっしり服を担ぎ歩く道のりの、なんと寂しい事か。

意を決したのに

そしてまた5日後に来店した時、あの「仕事にあきちゃってまぁ~す」
お姉さんだったらどうしようという恐怖。

40%引き

という言葉に負け、私はまた5日後に意を決するのだろう・・。